「蔵の街」水彩画の絵はがきやマップに 栃木の小川さんと荒井さん

 【栃木】趣味で水彩画を描いている大平町榎本、小川光男(おがわみつお)さん(76)はこのほど、市中心部の見世蔵などを描いた作品48点の絵はがき各100枚を作製した。蔵の街とちぎの観光振興の一助になるのではと、知人の柳橋町、荒井俊邦(あらいとしくに)さん(79)が提案。荒井さんは、絵はがきに描かれた建物の場所が分かるガイドマップ5千部を作製中だ。いずれも万町のとちぎ蔵の街観光館で販売し、益金を福祉などに役立てる。

 小川さんは大手電機メーカーを定年退職後、63歳からカルチャースクールに通うなどして絵を描くようになった。3年前から市中心部に残る歴史的建造物を描いている。題は全て「蔵の甍(いらか)に雨上がる」。「蔵の街にもっと人出があったら面白い」と、雨上がりに蔵の街を散策する人の姿を入れている。これまでに55点を描いた。

 絵はがきの作製は、小川さんが昨秋まで通っていたカルチャースクールで知り合った荒井さんが、小川さんの絵に魅了され絵はがきにすることを発案。さらに「絵はがきになった建物を観光に来た人に見て歩いてほしい」と、ガイドマップを製作することにした。

 絵はがきは縦10センチ、横14・8センチ。建物の屋号や歴史などの解説も添えた。ガイドマップはA3判両面フルカラーで、表面に地図、裏面に建物の絵と説明を盛り込む。