「世界遺産地区、駐車場増強を」 日光市に二社一寺や地元住民要望 多層化など求める 

 【日光】観光客の増加で渋滞が著しい世界遺産エリアの現状を改善しようと、二社一寺や門前町の市西町地区自治会連合会など地元6団体は7日、混雑緩和のため安川町の市営駐車場「西参道第1駐車場」を多層化して収容力を向上させることを求める要望書を斎藤文夫(さいとうふみお)市長と田村耕作(たむらこうさく)市議会議長に提出した。二社一寺がそろって要望に名を連ねるのは初めて。

 同駐車場は日光署安川町交番の隣に位置。神橋より西側の西町地区では、日光総合会館を除いて唯一の市営駐車場となっている。二社一寺に隣接する好立地ながら収容台数は67台と少なく、週末などは午前中の早い時間から満車となる。

 空き待ちや他の駐車場を探す観光客の車で周囲は常に渋滞し、市民生活にも影響が出ている。今年は日光東照宮・国宝「陽明門」の大修理完了やインバウンド(外国人誘客)の推進もあって混雑の度合いが増し、二社一寺などには観光客の苦情が相次いでいる。

 要望では、同駐車場を4階構造へ多層化、収容力の大幅増強を求めている。また、すぐ近くにある表参道には約80段の階段を上らないと行けないため、表参道との連絡通路とエレベーターの併設も含めた。