素人そば打ち最高段位合格 栃木県内女性初、上三川の主婦斎藤さん

素人そば打ち最高段位合格 栃木県内女性初、上三川の主婦斎藤さん

 【上三川】一般社団法人全麺協主催の「第5回素人そば打ち最高段位五段認定会」で、天神町、主婦斎藤スミさん(70)が県内の女性で初めて5段に認定された。県内では今回、斎藤さんを含めて3人が合格し、5段取得者は計5人となった。「多くの方々に支えられての合格。感謝、感謝の気持ちだけ」と喜びを語っている。

 認定会は10月28、29の両日、東京・台東区民会館で行われた。5月の講習会、書類審査と小論文による6月の一次審査、そばの栽培や品種、歴史、文化、栄養、健康などに関する8月の筆記試験などを経て、本審査に残ったのは全国で57人。最終的に実技審査と意見発表で認定されたのは24人、女性は斎藤さんを含めて6人だった。

 元NTT職員の斎藤さん。2008年、シルバー大学校に入学し、翌年の1月にそば打ちクラブに入部。「仕事一筋だったので、そば打ちでボランティアなどができれば」として始めたという。そば粉にまんべんなく水を行き渡らせる「水まわしなど木鉢作業が難しかった」と振り返る。

 10年に初段、11年に2段、12年に3段を取得。15年に4段となった。「5段は無理」と思っていたが、同居する実母の介護が始まり「ストレス解消のために挑戦してみよう」と思ったという。

 介護の合間に月2回、茨城県土浦市のクラブの研さん会に参加して腕を磨いた。同僚は「努力で5段を勝ち取った」と評価する。