ブレックス、序盤戦は地区最下位 チーム形成に時間要す 4、5日にホーム戦

 B1前回王者の栃木ブレックスが序盤戦で苦しんでいる。3日現在、通算成績3勝8敗で東地区最下位。勝率も2割7分3厘とB1全18チーム中で16位に沈んでいる。昨季はスタートダッシュに成功し、初代王者をつかみ取った。長谷川健志(はせがわけんじ)新監督を迎え、メンバーも大幅に入れ替わった今季。巻き返しを期待するファンの声は大きくなっている。ブレックスは4、5の両日午後3時5分から、ホームのブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で同地区2位の千葉との2連戦に臨む。

 ブレックスは三河との開幕戦こそ勝利で飾ったが、2連敗や5連敗で一気に下位へと転落した。

 特に新加入セドリック・ボーズマンを生かし切れず、攻撃力が低調だ。1試合平均得点は70・2点でリーグ15位、2、3点シュートの成功率も16位と深刻だ。生原秀将(いくはらしゅうすけ)は「攻撃で特に責任を感じている。ガードなのでパスもあるが、外角のシュートをもっと狙いたい」と明確な課題を口にした。

 体調不良で前節の北海道との2連戦に帯同しなかった長谷川監督は、今節もベンチ入りしない見通し。監督代行を務める安斎竜三(あんざいりゅうぞう)アシスタントコーチ(AC)は「何かを突き詰めていれば勝てた試合もあるが、今はまだそれができない」と力不足を認めた。

 だが、現時点でチームに焦りはない。新体制となったため、形づくりに時間を要し、安斎ACと田臥勇太(たぶせゆうた)主将は「勝ち星が多いことに越したことはないが、簡単に勝てるリーグではない。新チームが同じ方向性で共通認識を持つことが大切。今は結果より内容」と前を向いた。