宇都宮大学非常勤講師・音羽シェフが特別講義 学生に地産地消指導 真岡

 【真岡】本年度から宇都宮大の非常勤講師となった宇都宮市西原町の「オトワレストラン」オーナーシェフ音羽和紀(おとわかずのり)さん(70)の特別講義が3日、下籠谷(しもこもりや)の同大農学部附属農場で初めて開かれ、同大院生や人間総合科学大(さいたま市)の学生が講義や調理実習を通して地産地消などを学んだ。

 大学間で人的・物的資源を共同活用し、学びの質を高めることを目的とする文部科学省の「教育関係共同利用拠点事業」などの一環。宇都宮大大学院農学研究科の院生や管理栄養士を目指す人間総合科学大の学生計約30人が参加した。

 講義では、大学卒業後に渡欧し修業を積んだ音羽さんが、現地の地産地消への高い意識について言及。フランスには品質の高い農畜産物の産地の土壌や、生産方法などを包括的に認証し保護する制度が確立されていることを説明した。

 自身も「地域の物を扱い、守るという意識を持ち、研究を重ねて地場産食材を料理に落とし込んでいる」と語り、県内飲食店やホテルのシェフらが連携して県産食材の料理を提供する「とちぎテロワール」の取り組みなども紹介した。