夫が市場の仲卸として働いていることがきっかけで、宇都宮市中央卸売市場の仲卸業者を題材とした漫画を描いています。

 主人公は農業が好きという設定です。地元農家さんと話す機会も多くなり、農業に関心を持つようになりました。選挙では農業政策に注目しますが、最近は後回しになっているように感じ、残念です。

 農業では、農業者が生産から加工、販売・流通までを一貫して手掛ける6次化を勧める動きがあります。農家を救うための取り組みだとは思いますが、私は一時しのぎに過ぎないのではないかと感じます。

 農家が農業に専念できない環境自体に問題があるのではないでしょうか。日本の農業は大切な文化です。農業人口が減る中、農家が伸び伸びと農業を営める環境を整え、個人や若手農業者をしっかりと守ってほしい。市場のインバウンド対策などにも力を入れるべきだと考えます。

 日本が直面する深刻な課題は少子化です。不妊治療をしましたが、2人目は金銭的な面であきらめた部分もあります。自営なので休業手当もありません。少子化にはさまざまな背景や理由があると思いますが、光の当たらない部分を照らすような政治を望みます。

 日本は豊かな国なのに、どこか余裕がないように感じます。いじめや差別もなくならない。一人一人の幸福度が上がるような、そんな発想ができる候補者に1票を託したいです。

 【略歴】1975年、宇都宮市生まれ。宇都宮文星短大卒。講談社の週刊誌「モーニング」で漫画「八百森のエリー」を連載(現在は休載中)し、単行本4巻を発売。