岡部市長(左)の激励を受ける篠原さん

 【佐野】埼玉県で開かれたバレエの全国大会「WBCバレエコンクール」で優勝し日本一に輝いた佐野高1年篠原楓乃(しのはらそよの)さん(15)が来月、イタリアへ留学しプロのバレリーナを目指す。出発を前に18日、市役所を訪れ岡部正英(おかべまさひで)市長に決意を表明。岡部市長は「佐野から世界的なバレリーナが誕生することを楽しみにしている」と激励した。

 篠原さんは4歳の時に「衣装がとてもかわいい」とバレエに興味を持ち、植上町の「ロシアバレエスタジオ」に通い始めた。

 平日は3~4時間、休日は約6時間、「大好きな甘いものも我慢して」練習を重ねてきたという。バレエスタジオ代表のネグル佐智代(さちよ)さんは「精神的な強さや自分が進むべき道をきちんと持っていることが、篠原さんの素晴らしいところ」と話す。

 コンクールは、佐野高付属中3年だった今年2月に同県加須市で開催。コッペリアのスワニルダを演じた篠原さんは、得意のジャンプを生かして中学生の部の頂点に立った。

 奨学金制度(スカラシップ)による留学先はイタリア中央部のトスカーナ州立バレエ学校(アテネオ・デラ・ダンザ)。8月11日に市文化会館で開かれるロシアバレエスタジオ発表会に出演し、その後イタリアへ出発。3年間留学する。

 岡部市長と懇談した篠原さんは「いろいろな国の人たちとバレエを通してコミュニケーションをとるのが楽しみ」と話し、「将来は世界で活躍するバレリーナになるのが目標です」と力強く語った。 

 ロシアバレエスタジオ発表会の入場は無料。(問)ネグルさん090・3543・3453。