タブレット端末を使いながら実験を行う児童(古山小提供)

 【下野】古山小はこのほど、日産財団(横浜市)が主催する「第7回理科教育賞」の大賞候補4校に選ばれた。コミュニケーション力の向上に主眼を置いた授業を展開した点などが評価された。24日に横浜市で成果発表を行い、大賞1校が決まる。梶原和子(かじはらかずこ)校長は「実験を通して児童が話す機会を作り、意思を伝える力を身に付けさせた。大賞を目指したい」と意気込んでいる。

 同財団は、日産自動車の工場がある自治体の小中学校などを対象に助成を行っている。成果報告などを踏まえ、2016年度から助成を受けている35団体のうち、同校を含む4校が大賞候補に選ばれた。

 同校では17、18年度、「サイエンスコミュニケーションによる理数教育の授業デザイン」をテーマに授業を展開した。1、2年生は生活科の時間にドングリのこま作りなどを通し、「どうすればよく回るか」など話す機会を設ける授業を行った。3~6年生は理科や総合的な学習の時間で、財団からの助成金を活用して購入したタブレット端末などを使い、実験での観察力や発表能力などを養った。