クマ3頭が入っていた飼料タンク=18日午後、塩谷町上寺島(塩谷町提供)

 塩谷町上寺島の町営豊月平放牧場でクマ3頭が高さ約6メートルの飼料タンク内から出られなくなっていたことを受け、町は18日、タンクをクレーンなどを使って倒して救出した。子グマとみられる2頭は近くの山林へ入っていったが、親グマとみられる1頭はタンク内で既に死んでいた。

Web写真館に別カットの写真

 対応を検討していた町が、もともとクマが住む地域であることや、人に危害を加えていないことから山へ放すことを決めた。

 この日は午後から地元の建設業者3人が作業を行い、タンクの下部を切断してクレーンでタンクを倒した。猟友会メンバーや救急車が近くに待機したほか、付近の県道を約2時間にわたって通行止めにした。

 町担当者は「想定外の事だったが、今後は飼料管理を徹底する」と話した。