第101回全国高校野球選手権栃木大会第3、4日は16日までに県営、清原、栃木市営の3球場で1回戦16試合を行い、前回準優勝の白鴎足利が黒羽に敗れる波乱が起きた。シードの矢板中央、今工は快勝で2回戦へ駒を進めた。
黒羽は左腕後藤健太(ごとうけんた)が好投し白鴎足利に1-0で完封勝利。白鴎足利は8安打を放つも13残塁と好機を生かせなかった。矢板中央は足利南を12-2の五回コールド、今工は栃農を9-1の七回コールドで退けた。
真工は4年ぶりの初戦突破。七回に主砲山内貴広(やまうちたかひろ)が中越えに勝ち越しの適時打を放ち、宇北に6-4で競り勝った。大田原は左腕藤田悠生(ふじたゆうき)の好投で高根沢に1-0の完封勝利。上三川は九回に主砲梅山陸(うめやまりく)の中前適時打で茂木に6-5のサヨナラ勝ち。石橋は黒磯との延長十回におよぶ激戦を3-2で制した。
大会第5日は17日、3会場で2回戦8試合を行う。今春準優勝の栃工と昨夏4強の宇工が激突するほか、文星付は清陵、青藍泰斗は那須清峰と対戦する。