日照不足などの影響で高騰した野菜が並ぶスーパーの売り場=16日午後、宇都宮市大曽3丁目

 日照不足で気温が上がらない「梅雨寒(つゆざむ)」が県内でも続き、暮らしや経済に影響が出ている。宇都宮では16日まで19日連続で、日照時間が3時間に満たない。生育不良で野菜は値上がりし、夏物衣類の売れ行きは鈍い。15日までの3連休中の集客を期待したプールは当てが外れ、関係者は「一刻も早く梅雨明けしてほしい」と切実な声を上げる。宇都宮地方気象台によると、県内の日照不足は今週末ごろまで続き、その後は徐々に解消する見通しという。

 同気象台によると、オホーツク海高気圧からの冷たく湿った空気の影響などで、県内は6月28日から7月7日まで各観測地点の日照時間は平年の5~26%にとどまった。6~7月に日照時間が3時間に満たない日は1961年の統計開始以降、宇都宮では74年の22日間連続が最長で、今年は迫るペースになっている。