日光市内で15日から16日にかけ、クマの目撃情報が4件相次いだ。15日には同市山内の日光東照宮の奥宮付近でも出没。7月に入り観光客が多い二社一寺周辺でも目撃が続いており、同市は17日、近くの山林にわなを設置する予定だ。

 日光署などによると、15、16日は同市山内や本町、足尾町砂畑でクマの目撃があった。体長は約80センチ~1メートル。

 15日は午前8時ごろ、日光東照宮奥宮御宝塔付近で、観光客の男性がクマを目撃。午後には日光山輪王寺大猷院(たいゆういん)付近の山林で目撃された。移動するクマを撮影する観光客もいたという。

 二社一寺周辺では、先月から稲荷川近くの同市萩垣面(はんがきめん)、本町などで目撃が目立っている。社寺関係者からは「参拝者に被害が出ては大変だし、風評で来なくなっても困るので早く捕獲してほしい」との声が上がる。

 同署管内でクマの目撃情報は4月から計36件。7月は24件と急増している。