披露された自律走行型のモビリティーロボット=16日午後、県庁昭和館前

 県庁で16日、宇都宮大と県内企業が協働でつくった自律走行型モビリティーロボット「imus(アイマス)」のデモンストレーション走行が行われた。ロボット関連企業の担当者ら約100人を前に自律走行する姿が初めて披露された。

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 imusは人が座って乗るロボットで、全長130センチ、高さ80センチ、幅70センチ。事前に走行エリアの環境地図を準備しておけば、人が操作しなくても自律移動できる。最高時速は3・6キロ。

 デモ走行は、とちぎロボットフォーラムの活動成果として県庁昭和館前で実施された。岡本誠司(おかもとせいじ)副知事や希望者を順次乗せ、設定したルートに沿って約100メートル間を走った。

 開発したのは宇都宮大大学院工学研究科の星野智史(ほしのさとし)准教授(40)の研究室。外装は3D・コンピューター利用設計システム(CAD)デザイン設計のパーヒ(宇都宮市)などが手掛けた。

 来年度以降の公道での実証実験に向け、本年度は運営組織となる協議会の設立準備を進める。星野准教授は「今後4、5年をめどに実用化を考えている。将来、LRT(次世代型路面電車)と一緒に人の足となるようなモビリティーの実現を目指している」と話した。