12日午後10時55分ごろ、那須塩原市上中野、ブリヂストン栃木工場敷地内の発電ボイラーの建物で、「タイヤチップが燃えている」と同工場の男性従業員が119番した。建物内から出火し、約7時間後に鎮火した。しかし、13日夜に同じ建物内で再燃し、消防が消火活動して再度鎮火した。那須塩原署が原因や焼失面積などを調べている。

 同工場や同署によると、発電ボイラーは裁断した廃タイヤを燃焼させて発電し、同工場内の電力に使う発電施設。火災があったのは、発電ボイラーの建物内にあるタイヤピットとみられ、裁断した廃タイヤなどが積み上げられていたという。

 12日深夜の出火当時、工場は稼働中で、出火した建物内でも従業員が作業中だった。地元の消防団員2人が消火活動中にホースが破裂した影響で転倒し、頭に軽いけがをした。

 同工場は13日夕の取材に「火災による全体的な生産の影響は確認中だが、タイヤの生産はこれまで通り再開している」としていた。