落水量が毎秒2・5トンとなり、迫力が増した華厳の滝=12日午前、日光市中宮祠

 県は12日、日光市の華厳の滝の落水量を前日までの毎秒1・5トンから2・5トンに増やした。6月の多雨で中禅寺湖の水位が平年並みに回復したためで、夏休みに訪れる観光客に豪快な滝の姿を楽しんでもらおうと、8月末まで継続する。今春までの少雨で県はゴールデンウイーク(GW)に落水量を増やせなかったことから、担当者は「夏休みまでに湖の水位が回復し、ほっとしている」と胸をなで下ろしている。

 中禅寺湖の水は、県県土整備部が管理する中禅寺ダムを経て華厳の滝として流れ落ちる。同部は湖の水位などを考慮し、滝の落水量を調整している。毎秒2・5トンとしたのは2015年夏以来、4年ぶりという。