慎重にヨシを組み合わせる児童

 【小山】渡良瀬遊水地に自生するヨシで「ヨシ灯(あか)り」を作ろうと、市渡良瀬遊水地エコツーリズムガイド協会が遊水地周辺の小学校に呼び掛け、乙女小で12日、児童が挑戦した。下生井小と網戸(あじと)小の児童にも作製してもらい、市民の作品と合わせ約70個を8月下旬、下生井の生井桜づつみ公園で点灯する。市共催の初の試みで、遊水地の夏の夜の新たな風物詩として続けたい考えだ。

 ヨシを組み合わせて作った囲いの中に電球を入れてともすヨシ灯りは、ヨシの間から光が漏れて幻想的な雰囲気を醸し出す。

 同協会の門馬悠一(もんまゆういち)代表(77)らが昨年、滋賀県近江八幡市の西の湖のヨシ灯り展を視察に訪れ、小山市でも始めようと地域おこし協力隊の伴瀬恭子(ばんせきょうこ)さん(40)と協力して企画した。

 乙女小では12日、4年生56人が17班に分かれて作製。同協会ボランティアら8人の指導を受けながら、長さ約30~180センチのヨシを数十本組み合わせて、さまざまな形の作品17個を完成させた。

 児童は作品に「未来に向かってレッツゴー」「雨宿りのひみつ基地」などと名付けた。野口那音(のぐちなのん)さん(9)は「星みたいな形に作りました。ヨシで物を作ったのは初めてで、楽しかった」と笑顔を見せた。