県保健福祉部は11日、乳幼児を中心に手足や口の中に水疱(すいほう)性の発疹が出る手足口病の県内患者数が警報レベルを超えたと発表した。県全体で警報レベルを超えたのは2017年9月以来。今年は全国的にも流行しており、同部は注意を呼び掛けている。

 手足口病はウイルスが原因の感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行する。通常は数日のうちに回復するが、急性髄膜炎や急性脳炎を発症する場合もある。警報は県内の指定された小児科(48医療機関)からの1週間の患者報告数が、1小児科当たり5人以上になると発令し、2人未満になるまで続く。

 1~7日の県全体の1小児科当たりの報告数は5・83となり、前週の2・73から大幅に増えた。地区別では、県南が9・55、宇都宮市が7・18、安足が6・29となった。

 同部は接触や飛沫(ひまつ)による感染を防ぐため、うがいと手洗いの励行やマスクの着用などを呼び掛けている。