21日投開票の参院選を巡り、有権者から「投票所入場券が届いていない」などとの問い合わせが県選挙管理委員会などに相次いでいる。選挙日程の決定から公示日までの期間が短く、発送準備に影響があったとみられる。期日前投票ができないと心配する声があるが、県選管は「入場券がなくても期日前投票はできる。安心してほしい」と強調している。

 県選管には4日の公示以降、「期日前投票をしたいが、入場券が届いていない」などとの問い合わせが数十件あり、11日も寄せられたという。同様の問い合わせは、宇都宮市選管にもあった。

 入場券は各市町選管が準備し、公示後に発送する。3年前の参院選では選挙日程が決まってから公示日まで20日間あったが、今回の参院選は8日間だった。県選管は「(日程決定が遅れたため)啓発ポスター作成などで苦労した。各市町選管も準備の時間が十分に取りにくかったのではないか」と指摘する。

 入場券を約23万世帯に発送した宇都宮市選管の担当者は「発送までに必要な日数を十分確保できなかった」と漏らす。「11日には全ての世帯に届いたと思う」と理解を求めた。期日前投票は、入場券がなくても本人確認などで投票が可能。

 一方、小山や足利市などは従来通り発送できたとしている。