投打のバランスの良さを武器に9年ぶりの優勝を狙う佐野日大のエース松倉

春8強止まりの屈辱をバネに9連覇を狙う作新の石井主将

投打のバランスの良さを武器に9年ぶりの優勝を狙う佐野日大のエース松倉 春8強止まりの屈辱をバネに9連覇を狙う作新の石井主将

 第101回全国高校野球選手権栃木大会は12日、県営球場で開幕。62校59チームが甲子園を目指し、延べ11日間の熱戦を繰り広げる。今大会は9連覇を目指す作新と3季連続県大会優勝を狙う佐野日大を中心に各校の実力が拮抗(きっこう)。今春4強の国学栃木、文星付のほか、同準優勝の栃工、前回4強の宇工など公立勢も有力だ。令和最初の夏の栄冠を手にするチームはどこか。組み合わせをA~Dブロックに分けて展望する。

◆栃木県高校野球特集

■Aブロック 県内屈指の青藍打線

 青藍泰斗を栃工、宇工が追う展開だ。今春8強の青藍泰斗は同大会打率8割超をマークした2年生主砲石川慧亮(いしかわけいすけ)を中心に打力は県内屈指。佐々木康(ささきこう)ら投手陣の踏ん張り次第で頂点も見えてくる。

■Bブロック 文星付追う矢板中央

 文星付が頭一つ抜け、矢板中央が追う展開だ。2季連続4強の文星付は安定感のある右腕饗庭陽生(あいばようせい)、速球派の前田直輝(まえだなおき)ら投手陣が充実。主砲浅野空我(あさのくうが)を中心の打線も勝負強い。

■Cブロック 2強一騎打ちの様相

 作新、佐野日大の一騎打ちか。今春は8強止まりの作新だが本格派右腕林勇成(はやしゆうせい)を中心に投手陣層の厚さは群を抜く。9連覇の命運は石井巧(いしいたくみ)、福田真夢(ふくだまなむ)を軸とする打線に懸かっている。

■Dブロック 国学栃木に挑む公立

 春4強の国学栃木に公立勢が食らい付けるかが焦点だ。国学栃木は今春の県大会で打率6割超の長谷川太洋(はせがわたいよう)、2本塁打の高沢孝介(たかざわこうすけ)を軸に打線が強力。投手陣は軟投派左腕小池旦飛(こいけあさひ)を中心とした継投策で戦う。