「小スポ」が、周囲の支えもあり2年目を迎えた。「紙面を埋めるだけの分量の記事が書けるか」と心配しながらの1年目も、無事、乗り越えることができた。

 これまで「多くの子どもたちを紙面に」との思いで取材に当たってきたが、反省も残った。その一つが競技によっては取材が強豪チームに偏りがちだったことだ。もっと広く取材はできなかったか、との思いが募る。

 もちろん勝利を手にした選手やチームを差し置いて、敗者を大きく扱うことは難しい。しかし少しでも、敗れた側の思いや頑張りを報じられれば、新聞を身近に感じてくれる子どもたちは今よりも増えるに違いない。

 2年目に入り、柔道大会では「ノーシードから勝ち上がった選手」を、サッカーのリーグ戦では「快進撃を見せた地域のチーム」などを意識して取材した。そこには栄冠には届かなくても、地道な努力を続ける子どもたちの姿があった。

 敗れはしたが、どんな大会にも「努力賞」にふさわしい選手、チームは必ず存在する。そんな子どもたちを少しでも掘り起こす2年目にしたい。