宝神みこしと多田会長(左から2人目)ら光神會のメンバー

 【下野】石橋愛宕神社八坂祭の前日の13日に行われる地域交流イベント「おみこし広場」に、市在住で県指定無形文化財工芸技術保持者の神輿(みこし)師小川政次(おがわまさじ)さん(89)作の「宝神みこし」が登場する。絢爛(けんらん)豪華な宝神みこしは愛好家の間では有名だが、地元の夏祭りに出るのは初めてという。当日は東京や山梨など県外からも多くの担ぎ手が集まる。

 宝神みこしは重さ約1トン、縦横1・20メートルで高さは3メートル。一般的なみこしより飾りが豪華で、屋根は美しい螺鈿(らでん)塗りが施されている。小川さんが約40年前に1年以上かけて製作した。ハワイや浅草の祭りにも貸し出される名物みこし。

 今回、地元のみこし愛好会「光神會(かい)」(多田厚(ただあつし)会長)が、「おみこし広場」を盛り上げようと、小川さんから貸し出しを受けた。県内をはじめ、東京、神奈川、山梨、茨城などの担ぎ手約400人が集まる。