鋭いドリブルで存在感を示したものの前半戦無得点に終わった栃木SCのMF浜下(中央)。後半戦の巻き返しには攻撃陣の奮起が不可欠だ=6月29日の愛媛戦から

 明治安田J2は7日までに全22チームがリーグ戦前半の21試合を終え、栃木SCは3勝8分け10敗、勝ち点17の20位で折り返した。田坂和昭(たさかかずあき)新監督を迎え「6位以内」の目標を掲げて臨んだが、第6節以降はわずか1勝と波に乗れないまま前半戦を終了。データなどを基に開幕からの戦いぶりを振り返った。

 田坂監督は開幕前に3バックで臨むことを明言していたが、開幕3戦で1分け2敗とつまずいたことから相手に合わせて3バックと4バックを併用する戦術に変更。第4節東京V(○3-2)、第5節山口戦(○1-0)で連勝を飾った。

 だが、基礎となるべき堅守構築には時間を要した。開幕から最下位に転落した第12節徳島戦(●2-3)までに喫した17失点中12失点(約71%)は、前後半の開始10分と終了前10分(ロスタイム含む)の「際の時間帯」に集中。不用意なミスから一瞬の隙を突かれて失点するケースが続出し、「点を取りにいくか、守り切るか」の戦術面の意思統一も不足していた。

 【栃木SCの前半戦戦績】
節  月 日 対戦相手  結果
1 2月24日 金 沢  H△0-0
2 3月3日 水 戸  A ● 0-3
3   10日 横浜C  H ● 0-1
4   16日 東京V  A ○ 3-2
5   24日 山 口  A ○ 1-0
6   30日 山 形  H△0-0
7 4月3日 福 岡  A ● 1-2
8   7日 京 都  H ● 1-2
9   14日  柏   A△0-0
10   20日 長 崎  H ● 1-3
11   28日 岐 阜  H△1-1
12 5月5日 徳 島  A ● 2-3
13   12日 甲 府  H ○ 1-0
14   18日 大 宮  A△0-0
15   26日 岡 山  H△1-1
16 6月2日 町 田  A△2-2
17   9日 千 葉  H△0-0
18   15日 新 潟  A ● 0-2
19   22日 鹿児島  A ● 0-2
20   29日 愛 媛  H ● 1-2
21 7月6日 琉 球  A ● 0-3
※H=ホーム、A=アウェー