県内で7日までの10日間の日照時間が各地で平年比5~26%にとどまったことが8日、宇都宮地方気象台のまとめで分かった。前線や湿った空気の影響で、雨や曇りの日が多かった。今後も2週間程度は、日照時間が短い状態や最高気温が平年を下回る日が続く見込み。同気象台は、農作物の管理などに注意を呼び掛けている。
同気象台によると、6月28日から7月7日まで10日間の日照時間は、今市が1・5時間と県内の14観測地点で最も短く、平年比5%だった。鹿沼が2時間で6%、小山が2・1時間で6%と続いた。宇都宮は3・3時間で11%。
県内の日照時間と平年比
(6月28日~7月7日)
観測地点 日照時間(時間) 平年比(%)
宇都宮 3.3 11
日光 2.3 8
那須高原 3.7 13
五十里 9.2 26
黒磯 3.5 11
土呂部 5.7 19
大田原 4.9 14
今市 1.5 5
塩谷 2.8 9
那須烏山 4.5 -
鹿沼 2.0 6
真岡 4.1 11
佐野 2.6 8
小山 2.1 6
※那須烏山は統計期間10年未満のため平年値がない