2018年の県内の延べ宿泊者は946万9千人と推計され、12年以降で最も少なかったことが7日までに、観光庁の宿泊旅行統計調査(確定値)で分かった。前年比75万4千人(7・4%)減で、減少率は全国ワースト2位タイ。県外客やビジネス客の減少が響いたとみられる。18年春の「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」の誘客効果が、宿泊業界には現れていない格好だ。

 県が5月に発表した18年の県内の宿泊者数は、826万9千人で前年比1・1%減だったが、観光庁の同調査では宿泊客の低迷がより鮮明になっている。

 同調査は従業員10人以上の宿泊施設を全て調査対象とし、9人以下ではサンプル調査を行っている。一方、県は県内市町の推計値を集計した上で、把握する民泊の件数も加えており、調査の手法には違いがある。