声優の経験談やコミュニケーションのこつなどを話す古川さん

 【宇都宮】市人材かがやきセンター主催の早朝教養講座「宮の朝活」がこのほど、市役所で開かれ、栃木市(旧大平町)出身の声優古川登志夫(ふるかわとしお)さん(72)が講師として登場した。第13弾の今回のテーマはコミュニケーション力で、古川さんは「一番大切なことは人間力だ」と強調した。

 宮の朝活は2013年度にスタートした。通常、定員は40人ほどだが、今回は特別に増員し、対象者も拡大。午前6時からの講座には出勤前の会社員や高校生ら約100人が参加した。

 古川さんは「うる星やつら」や「ドラゴンボール」、「ゲゲゲの鬼太郎」など人気アニメに出演。この日は「声で『心』を震わせろ!~表現の深みにはまる~」と題して、声優の仕事の体験談や演技のポイントなどを披露した。

 演技には人格が反映されるという独自の「人格等身大演技」の考え方を説明し、「うまくなりたかったら人格を磨くこと」と説いた。登校前に参加した宇都宮女子高2年の桐花佑佳(きりはなゆか)さん(16)は「古川さんの話に圧倒された。演劇部の活動に役立ちそうで、来てよかった」と笑顔を見せた。