日焼け止めクリームを塗る硬式テニス部員たち。練習前のケアは欠かせない=6月下旬、作新学院高テニスコート

 近づく夏本番。スポーツ大会がめじろ押しとなるこの時期、熱中症と並んで注意したいのが紫外線(UV)だ。国立環境研究所によると、夏場は20分前後で皮膚に影響が出始め、繰り返し浴びると皮膚がんや白内障となるリスクが高まる。屋外競技のアスリートは注意が必要だが、無防備な選手も目立つ。専門家は「過剰な紫外線ばく露はデメリットしかない。対策は必須」と警鐘を鳴らしている。

 海外研究チームの調査で、2020年東京五輪で優勝までに最も多くUVを浴びるとされるテニス女子シングルス。作新学院高女子硬式テニス部2年、増子未結(ますこみゆ)さん(16)は2年前、ニュージーランド遠征中に強烈な日差しを浴びて腕に水ぶくれができた。