県が新たに作製した外国人向けパンフレット

 県観光交流課は外国人向けのパンフレットを刷新した。写真共有アプリ「インスタグラム」の世界的なブームを受け、文字数を抑え“インスタ映え”をアピールする写真を多用した。県について知ってもらう導入編として、海外のイベントなどで配布する。

 パンフレットは中国語の繁体字と英語の2種類で、それぞれ5千部を作製した。従来のパンフレットは情報量を重視していたために、文字が多く写真が小さくなりがちだった。最新版はページいっぱいに写真を使い、視覚に訴える構成にした。

 県内各地の観光スポットを自然、体感、歴史、祭事、文化、夜景、癒やしの七つのテーマに分けて紹介している。スマートフォンなどで読み込むと県の公式観光ホームページ「とちぎ旅ネット」につながるQRコードを付け、詳しい情報を検索できるようにした。

 県は「とちぎ観光立県戦略」で、2014年に14万6千人だった外国人宿泊数を20年に30万人へ倍増させる目標を掲げる。18年は22万3千人にまで増えたが、目標達成には知名度の低さが課題という。

 県観光交流課の担当者は「視覚で訴えることで、栃木を知らない外国人にも興味をもってもらい、観光客増につなげたい」と話している。