岩戸別神社の遊歩道に自生するツチアケビ

 【塩谷】船生の岩戸別(いわとわけ)神社境内で、ラン科のツチアケビが独特の姿を見せ同神社関係者や参拝客を楽しませている。

 県立博物館の担当者によると、ツチアケビは光合成を行わず菌類のナラタケと共生し栄養分をもらい育つ。県内でも確認例はあるが「数は少ないと思われる」という。

 5株が自生しており、3日までに高さ30センチほどに成長。現在は全体がオレンジ色だが、秋ごろにかけてバナナのような形の赤い実を付ける。

 同神社の関係者が5月下旬に見つけ、周囲を囲い保護してきた。和気達郎(わきたつろう)宮司(69)は「今年1月に新しい社殿が竣工(しゅんこう)したばかり。何かの縁か神のご加護を感じる」と喜んでいる。