「選挙割」キャンペーンのポスター

 【鹿沼】参院選(7月4日公示、21日投開票)で市内の投票率を高めようと、市民組織「かぬま選挙割実行委員会」(浜野昌平(はまのしょうへい)代表)は、恒例となった選挙割キャンペーンを行う。投票した際に「投票済み証」をもらい、市内のスーパーや飲食店などの協賛15店で掲示すると割引やポイント付与などが受けられる。初めてPRポスターを作製、協賛店に掲示する。

 スーパーのヤオハン6店は買い物1回に限り、通常ポイントに加え10ポイントを付与。新たに参加した石川製麺所は、やきそば麺1キロを1回に限り半額に。このほか、10%の割引や500円分の食事券プレゼントなどがある。利用期間は7月22日~8月4日(ヤオハンは7月28日まで)。 

 同実行委の選挙割は2015年9月の市議選で初めて導入した。東部台地区の投票率が低いことから、同地区内の有志が投票率アップを狙って協賛店を募り、投票した人が割引サービスなどを受けられるようにした。これまでに市長選、参院選、知事選、衆院選、今年4月の県議選と6回行っている。1回目の協賛店は3店だったが、趣旨が理解されて徐々に増え、県議選から15店舗となっている。

 「投票済み証」の交付枚数は、試験的に行った15年市議選はPR不足もあって1209枚だった。最も多かったのは16年参院選の3040枚、次いで17年衆院選が2577枚、16年知事選が1694枚だった。

 今年4月の県議選では、「投票済み証」の交付枚数1691枚に対し利用数は639件で、利用率は約38%。鹿沼市選挙区の投票率は46・22%で前回比1・03ポイント減だった。県平均が前回比3・70ポイント減だったこともあり、同実行委は「選挙割の効果が少なからずあったと思われる。少しずつ浸透、継続することで効果は出てくる」と分析している。9月の市議選も選挙割を実施する予定だ。