ハイブリッド手術室で行われたTAVI

ハイブリッド手術室で行われたTAVI

ハイブリッド手術室で行われたTAVI ハイブリッド手術室で行われたTAVI

 【宇都宮】竹林町の済生会宇都宮病院は1日、カテーテルで心臓弁を人工弁に置き換える「経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)」を初めて行った。

 TAVIは、脚の付け根などからカテーテルを入れて、動脈硬化などで機能が低下した大動脈弁に人工弁を装着する手法。同病院は1月、血管撮影装置などを備えたハイブリッド手術室を新設したことで、TAVIを行えるようになった。

 この日は大動脈弁狭窄(きょうさく)症の84歳と83歳の女性2人の手術が行われ、心臓血管外科や循環器内科などで組織する「ハートチーム」が執刀した。循環器内科の八島史明(やしまふみあき)医師(35)は「従来の開胸手術では体力的に負担が大きく難しかった高齢者や合併症のリスクのある患者にも対応でき、数日で退院できる」とメリットを挙げる。