自動車用品店に設けられた急発進防止装置売り場=6月下旬、宇都宮市城東2丁目

ペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ後付け装置(中央)

自動車用品店に設けられた急発進防止装置売り場=6月下旬、宇都宮市城東2丁目 ペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ後付け装置(中央)

 高齢ドライバーによる交通事故が多発する中、自家用車に取り付ける急発進防止装置の注文受け付けが県内の自動車用品店で急増している。5月以降の売り上げが前年同期の10倍になった店舗もあり、品薄状態が続く。重大事故を防ぐため、可能な限り備えようという意識がドライバーの間で高まっているようだ。

 6月下旬、宇都宮市城東2丁目のスーパーオートバックス宇都宮店で軽乗用車に同装置を取り付ける作業が行われていた。持ち主は、同市瑞穂2丁目、主婦浦山佐智子(うらやまさちこ)さん(79)。「いつ加害者になるか分からないから」。家族からはたびたび運転免許証返納を勧められているが、通院や買い物に車は不可欠という。「装置を付けたからと過信せず、より安全な運転をしたい」と気を引き締めていた。