サーブの高さを確認できる器具(手前)の製作に携わった那須清峰高の生徒、教員

サーブの高さを確認できる器具(手前)の製作に携わった那須清峰高の生徒、教員

那須拓陽高生考案の弁当(右)と宇工高生が製作したトスコイン(左)

サーブの高さを確認できる器具(手前)の製作に携わった那須清峰高の生徒、教員 サーブの高さを確認できる器具(手前)の製作に携わった那須清峰高の生徒、教員 那須拓陽高生考案の弁当(右)と宇工高生が製作したトスコイン(左)

 【那須塩原】バドミントン競技でサーブを打つ高さのルールが4月に変更されたことを受け、那須清峰高生らが、審判が高さを確認するための器具を製作した。今月上旬に宇都宮市内で開かれた関東大会でも活用され、大会運営に一役買った。機械科3年小西真気(こにしまさき)さん(17)は「組み立てるのは大変だったが、今までにない物を作り上げる楽しさ、やりがいがあった」と満足した様子だ。

 昨年末、県高体連バドミントン専門部が「学校の垣根を超えてバドミントンに携わってもらおう」と大会運営器具の製作などを発案し、各校に協力を呼び掛けた。応じた那須清峰高は今年2月から製作を開始。教員が設計や資材調達を行い、機械科と電子機械科の生徒約20人が組み立てに協力した。3月に30台を完成させ、4月に小山市で開かれた大会で初めて使用した。

 変更されたバドミントンの国際ルールは、サーブを打つ際、ラケットがシャトル全体に当たる時の高さが床から1・15メートル以下でなければならないというもの。

 そこで器具には、1・15メートルの高さの位置に線を引いた2枚のアクリル板をアルミフレームの柱に取り付けた。サーブのジャッジを行う審判の前に設置し、アクリル板の線を見て、審判はサーブの高さを確認できる。国内で類似品はまだ発売されていないという。

 関東大会では、他の高校生たちも大会運営を支えた。昼食で選手らに配られた弁当のレシピは那須拓陽高生が考案。栄養バランスやアレルギーに配慮したメニューとした。宇都宮工業高生はサービス権やコートを決める際に使うトスコインを作り、バドミントンの羽根とイチゴの絵を描いた。