2018年度の県内の献血者数は前年度比3・0%(2404人)増の延べ8万2021人となり、4年ぶりに8万人を突破したことが29日までに、県薬務課のまとめで分かった。10、20代の若者の献血が増えたほか、50、60代でそれぞれ10%近く増えて全体を押し上げた。増加は3年連続。県は県赤十字血液センターや県学生献血推進連盟「かけはし」と連携しながら、若年層向けの啓発を引き続き強化する。7月は「愛の血液助け合い運動月間」。

 18年度の献血者を年代別に見ると、10代は4・9%増の8806人で、2年連続の増加。高校での献血実施率が1993年度以来の100%となったことなどが要因とみられる。20代は啓発活動が奏功し、1・4%増の1万1089人で10年ぶりに増えた。30代は1・2%減の1万4373人、40代は横ばいの2万2944人だった。

 50代は8・4%増の1万8268人、60代は9・5%増の6541人。「年間複数回献血する人が増えているためではないか」(同課)という。

 献血量(速報値)は3・8%増の3万2012リットル。3年連続で3万リットルを超え、過去10年で最多となった。特典付きキャンペーンなどを実施している400ミリリットル献血を行う人が増えているためとみられる。