特別養護老人ホーム「うぐいすの杜」建設が予定されている茂木駅西側の町有地

 【茂木】茂木駅西側の町有地「グリーンパークもてぎ」に、来年4月開設を目指し50床の特別養護老人ホーム建設の動きが進んでいる。町内3施設目の特別養護老人ホームで、町中心部への開設は初めて。町の公募に応じて町出身の企業経営者が「故郷に恩返しを」と、新設する法人による事業化を提案、町が約1ヘクタールの用地を無償貸与して後押しする。

 開設されるのは、町内外からの入居が可能な広域型50床の特別養護老人ホームと、ショートステイ10床、デイサービス25床の「うぐいすの杜(もり)」。

 更地になっている約2万1千平方メートルのグリーンパークもてぎの北側半分、約1万平方メートルを町から無償で借り、木造平屋延べ床面積2856平方メートルの建屋を建設する。総事業費8億円余りを見込んでいる。

 事業主体となる社会福祉法人「もてぎ協栄会」の設立手続きが進んでおり、県の認可後、今夏着工を目指す。個人の空間を重視しながら多床室(大部屋)として入居費用を抑え、年金所得が低い高齢者でも利用しやすくするという。

 法人の理事長にはペットボトル再生樹脂製造の「協栄産業」(小山市城東2丁目)社長古沢栄一(ふるさわえいいち)さん(62)が就任する。古沢さんは小貫出身で、町で生まれ育った恩返しにと事業化を決意。事業費の一部は古沢さんの寄付で賄われる。