【大田原】市は7月1日、新たなシンボルとして「市の鳥」の公募を始める。津久井富雄(つくいとみお)市長が27日の定例記者会見で明らかにした。市内に生息する5種の代表的な鳥を候補に挙げ、市内12カ所に応募箱を設ける。「5候補」ともそれぞれ市にゆかりがあり、同月4日に公示される参院選と並行して「もう一つの選挙戦」も熱くなりそうだ。

 候補はウグイス、キツツキ、ヒバリ、ホトトギス、ヤマセミ。日本野鳥の会県支部や県自然環境課、市民の代表ら10人で構成する選考委員会が市内に生息する代表的な30種から選んだ。

 ウグイスは旧黒羽町、ヒバリは旧湯津上村の鳥だった。松尾芭蕉(まつおばしょう)の「奥の細道」ゆかりの鳥として、黒羽地区の雲巌寺と常念寺にそれぞれ句碑があるキツツキとホトトギスが挙がった。ヤマセミは黒羽と福原の「守る会」から400人分の署名を添えて指定を求める要望書が出されている。

 “投票所”となる本庁舎や各支所、出張所、公民館に「5候補」の写真や特徴を記したポスターを掲示する。郵送、ファクス、メールでも受け付ける。8月5日まで。選考委で絞った上で市が決定し、10月26日の新庁舎グランドオープン時に公表する。応募者から抽選で5人に記念品を送る。

 (問)市政策推進課0287・23・8701。