「フクロウの家」を巣立ったひな

 【足利】山川町の長林寺境内でこのほど、フクロウのひな2羽の巣立ちが確認された。同寺では毎年フクロウが営巣し、ひなが巣立っていたが一昨年は1羽が巣から落下して死亡。昨年は営巣もなかっただけに、矢島道彦(やじまみちひこ)住職(67)は「悲しい出来事の記憶が残っているのかと心配だった。ホッとした」と感慨もひとしおだ。

 伐採した境内の大松「天狗(てんぐ)松」をつないで再生させた「フクロウの家」の洞(うろ)に5月下旬、2年ぶりに親鳥が姿を現した。6月中旬には体が小さく白い羽毛をところどころに残したひな2羽が洞から顔をのぞかせ、同20日すぎ、巣の外にいるのが確認された。