ミディアムレアの鮮やかなバラ色の断面が、肉に食らいつきたいという動物的衝動を駆り立てる。一口食べると、肉汁は口の中で溶けるように舌を包む。幸福指数はメーターを振り切った。ソースは必要ない。肉本来の味を最大限に引き出した一品だ。

 牛ザブトンのステーキ(税別2200円)は、肉好きなら誰もが聞いたことがあろう牛肩ロースの希少部位ザブトンを使用。フライパンで焼き目を付け、オーブンでゆっくり火を入れる。盛り合わせには、客の飲み物に合った旬の野菜を使っている。

 「Sauvage(ソヴァージュ)」はワイン・純米酒と洋食を楽しめる店。昨年11月にオープンした。都内などの洋食店で修業を積んだオーナーシェフの遠藤高志(えんどうたかし)さん(37)が、ソムリエの資格を持つ妻の和美(かずみ)さん(34)と営む。

 無添加ブドウで作られたナチュラルワインがいっぱいに詰まったワインセラーは店の自慢だ。本格的な味わいのチーズ5種盛り(税別1500円)もお薦め。「ワインと純米酒と共においしく楽しんでほしい」と高志さんは話した。

 ◆メモ 栃木市万町14の2。正午~午後2時、午後5時~9時(ラストオーダー)。月曜定休。(問)090・3499・5152