鶏のもも肉にたっぷりとかかったとろみソース。一口頬張ると、熱々の肉汁とともに酸味や甘み、苦みなどが口中に広がった。そして、ピリっとした刺激も。

 「美味茶寮はぎわら」は住宅街に、ひっそりとたたずむ家族経営の四川料理店。蕎麦屋だった店舗を改装し、昨年7月にオープンした。「外観だけ見ると中華料理店だと思わない人が多い」。店長の萩原友美(はぎわらともみ)さん(44)はそう言って笑う。

 人気メニュー「鶏唐揚げ特製南蛮ソースかけ」(税込み1080円)は、ご飯のおかずにもお酒のつまみにもなると好評。こだわりの南蛮ソースは、ネギやショウガ、ニンニクなどをよく炒めた後、酒や酢、豆板醤(とうばんじゃん)などで味付け。四川料理の基礎となる「辛み」や「塩気」「香り」など7種の味を全て盛り込むよう工夫している。「一口でいろいろな味が楽しめる。この味付けは他店では出せない」と萩原さんは胸を張る。

 ご飯と飲み物のセット(同1296円)もあり、ご飯はおかわり自由。担々麺や激辛の陳麻婆豆腐(まーぼーどうふ)も人気だ。

 萩原さんは「私も食べることが好きなので、お客さんにはおなかいっぱいで帰ってほしい」と話している。

 ◆メモ 小山市城東1の15の9。午前11時半~午後2時、午後5~9時。不定休。(問)0285・38・6868。