佐野の中心部、市役所近くに店を構え、店主の根本晃秀(ねもとてるひで)さん(58)が1人で切り盛りする。店名の通り「豚(とん)」にこだわる居酒屋だ。

 根本さんは、東京の大学を卒業後、ホテルのレストランやマネージャーなどを経験しながら料理を学び2015年、店をオープン。豚肉が、疲労回復や老化防止につながる栄養が豊富であることから、メインメニューに据えることにした。

 豚肉のメインは、日本の商社が米国の農場とタイアップした日本向けの「四元豚」。刺しが適度に入っていて、脂身も甘みがある。成長ホルモンや抗生物質を使わない豚で、安全、安心して食べられるという。名物の焼とんは、カシラ、バラともに2本280円(税込み)、ロース、レバーなども同価格。カシラ、タン、レバーの3本セットは380円とリーズナブル。自家製辛みそを付けると、軟らかくジューシーな味が口の中に広がる。

 丼メニューも人気で、とん丼、とん酢丼、ヒレソースカツ丼があり、量も普通、小丼、さらに少ないあがりと豊富。飲んだ後に食べるあがりは、熟成タレ味とん丼、ヒレソースカツ丼がともに520円。

 深夜営業していることもあり、夜遅くまで豚ファンでにぎわう。根本さんは「気軽に1人でぶらっと来られる店を目指しています」と話した。

 ◆メモ 佐野市伊賀町21。午後5時半~午前2時。日曜定休(月曜日が祝日の場合は、日曜営業)。(問)0283・24・6501。