歴史的な建物が並ぶ栃木市嘉右衛門町(かうえもんちょう)。その一角にあるお好み焼き店「温情(おんじょう)」は、店主鷲頭大祐(わしずだいすけ)さん(30)が本場・大阪の味や創作のお好み焼きを提供している。

 看板メニューは「トマトのお好み焼き」(税別980円)。生地の量は少なめで、キャベツ多め。たっぷりのトマトと半熟卵、ソースが絶妙にからみ、トマトの強い甘みが際立つ。新感覚の味に箸が止まらない。

 トマトは市内の農家から直接仕入れるというこだわり。女性客にも人気の一品は、11月~翌6月ごろの期間限定となっている。

 市出身の鷲頭さんは高校卒業後に上京。大阪のお好み焼きに衝撃を受け、本場の人気店で修業を積んできた。「蔵の街並みが好きな地元で、本場の味を提供したい」と、市内のカフェ従業員を経て2016年12月に現在の店を構えた。

 トマトのお好み焼きは、修業時代にヒントを得たという。「食べて『おっ』と感じてもらえたらいい」

 スタンダードなお好み焼きでは「ぶた玉」(680円)がお薦め。生地に豆腐を入れ、ふっくらヘルシー。食後には「手造りレアチーズケーキ」(350円)もどうぞ。

 ◆メモ 栃木市嘉右衛門町5の20。午後5時~午前0時(ラストオーダー午後11時)。ランチは予約制。火曜定休。(問)0282・51・6463。