佐野駅前に店を構える老舗の大衆割烹(かっぽう)店。「ゆったり、そして元気になれる居酒屋!」をモットーに「宴会」を「援会」と考え、中心市街地を活気づけている。

 三岩(さんいわ)の屋号は、店主福地達夫(ふくちたつお)さん(61)の父で創業者の故晴(せい)さんが、東京・浅草で修業した飲食店ののれん分け。1954年に開店し、県内の両毛線一帯の飲食店で最初に「カキフライ」を提供したという。

 以来、三岩のカキは看板メニュー。岩手県陸前高田市広田湾産を使用。カキは恵まれた漁場でミネラルが豊富。ぷりぷりの食感で濃厚な味わいが特長だ。酢、蒸し、チーズ焼き(各1個税別390円)の3種の味で楽しめる。福地さんは「三陸のカキは日本一。そこの海そのものを食べている感じです」と話す。

 毎日貝などでだしを取り、通年食べられるおでんのトマト(130円)と栃木牛の牛すじ(380円)、作りたて、揚げたての自家製さつま揚げ(1枚120円)も人気だ。

 妻啓子(ひろこ)さん(60)やスタッフと共に福地さんは「楽しくおいしく酌み交わし、次の日の活力になってほしい」と話す。

 ◆メモ 佐野市若松町201。月~木曜(午後5~11時半)、金曜(午後5時~午前0時半)、土曜(午後5時~午前0時)、日曜(午後5~10時半)、火曜定休。(問)0283・22・0985。