さっぱりとした黒酢の香りに誘われてひと口。口内に熱々の肉汁とトマトの酸味がじゅわっと広がる。

 「肉まきトマトの酢豚」(税込み1058円)は、豚バラ肉で巻いたミニトマトをからっと揚げ、甘みを抑えた黒酢ベースのソースとからめる。「従来の中華料理の重たいイメージを変えたい」との思いから誕生した一品だ。

 「光琳(こうりん)」は都内の飲食店で修業を積んだ関口安典(せきぐちやすのり)さん(38)、妻まり江(え)さん(33)が営む中華料理店。オープンキッチンが印象的なカフェ風の店内には、まり江さんが好きだというパンダの雑貨が並ぶ。

 「本場に近く、でも食べやすい味にしている」と関口さん。なるべく油の量や香りの強い薬味を抑えるなど、日本人でも食べやすいよう工夫を凝らす。

 夜はエビチリやマーボー豆腐などの一品料理のほか、定番や旬のコース料理を提供。ランチで麺・ご飯ものを注文すると、サラダや日替わりおかずがお代わり自由で楽しめる。

 「地域の人が親切で、いろいろな人が応援してくれた」。11月で開店3周年を迎えた2人。今日も新たな中華のイメージを届ける。

 ◆メモ 栃木市旭町10の4。午前11時~午後2時、同5~10時(ラストオーダー9時半)。水曜定休。(問)0282・88・1028。