佐野厄よけ大師の西、秋山川沿いにある和食が楽しめる店。代表の山本勝行(やまもとかつゆき)さん(57)が1人で切り盛りする。

 山本さんは、群馬県桐生市の調理科のある高校を卒業後、東京をはじめ全国各地で、郷土料理を学びながら修業。2011年に故郷佐野で店を開いた。

 店内には、京都の家庭で親しまれている惣菜(そうざい)「おばんざい」がずらりと並ぶ。山本さんは旬の食材を使い、素朴だが優しく深みのある昔ながらの味を提供する。里芋やカボチャ、ニンジンなど各種の煮物(税別、各400円)のほか、オーダーに応じて盛り合わせもできる。

 特製の厚焼き卵焼き(900円)は大型で人気。佐野で売り出し中の佐野黒から揚げ(750円)はイカスミを使って黒色を強調し、ビジュアルも味も絶品だ。これからの季節は、ローストチキン(1200円)や2段重ねのおせち(7500円)も受け付けている。

 山本さんは「お客さんが食べたいと言えば何でも作る」と言い「食べるのが好きだから、おいしいものを提供したい。作りたてがモットー。常に新しい味に挑戦したい」と意欲的だ。

 ◆メモ 佐野市大橋町2191-19 アドランドビル1-B。午前11時半~午後2時。午後5時半~12時。日曜定休。(問)0283・24・7530。