拓版画の作品を楽しむ来場者

 【那須塩原】日本拓版画会会長で宇都宮市在住の拓版画家坂本富男(さかもととみお)さん(67)の個展が、戸田の就労継続支援B型事業所「北風と太陽」で開かれている。同事業所は旧戸田小を活用して開設され、カフェやアートスペースを備えている。30日まで。

 拓版画は、彫った版木に和紙を乗せてプレスし、紙の凸部分に墨などをタンポで付けて仕上げる。和紙に版木の凹凸が浮き上がり、立体感が出るのが特徴。

 坂本さんは同校が創立された1951年に生まれたことから、「原点」をテーマに33点の作品を展示した。太陽への感謝を表現した「太陽王」や「北風と太陽」の版木のほか、小中学生時代の版画などを並べた。