新入幕を果たし笑顔で番付表を持つ貴源治関=24日午後3時、名古屋市中区二の丸

 日本相撲協会は24日、大相撲名古屋場所(7月7日初日・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、5月の夏場所で十両優勝した小山市出身の貴源治(22)=本名・上山賢(かみやまさとし)、千賀ノ浦部屋=が新入幕を果たし、西前頭10枚目となった。本県出身力士の幕内昇進は、2002年夏場所の北勝力(旧黒羽町出身、現谷川親方)以来17年ぶりで戦後4人目。

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 師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)とともに同日、名古屋市内で記者会見に臨んだ貴源治は、初土俵から6年4カ月での新入幕に「長かったが、課題を修正して上がれたのでかえって不安はなくなった」と自信に満ちた表情を浮かべた。小山市など本県からの応援は「力になっている」と感謝し、「満足することなく上を目指したい」と三役昇進を新たな目標に掲げた。

 また夏場所で幕下優勝した双子の兄、貴ノ富士(22)=本名・上山剛(かみやまつよし)、同=は東十両12枚目で2場所ぶりに十両へ復帰した。貴ノ富士は「ここからが勝負。自分を信じて前に出る相撲を15日間取れるよう、気を引き締めて稽古に励みたい」と兄弟そろっての入幕を見据えた。