1959年に米軍戦闘機が小学校に墜落した事故資料の翻訳資料集(左)と被災者らの証言集(右)を手にする、NPO法人「石川・宮森630会」の久高政治会長=15日、沖縄県うるま市

 本土復帰前の沖縄で米軍戦闘機が小学校に墜落し、200人超の死傷者が出た事故から30日で60年となるのを前に、事故記録の保存に取り組むNPO法人「石川・宮森630会」は、米国立公文書館が所蔵する事故資料の翻訳資料集と被災者らの証言集を発刊した。原因や賠償内容などが詳しく記されている。

 事故は1959年、石川市(現在のうるま市)で起きた。米軍嘉手納基地の戦闘機が墜落して住宅をなぎ倒し、宮森小の校舎に激突。児童11人と住民6人が死亡し、200人以上が重軽傷を負った。後にやけどの後遺症で亡くなった人もいた。戦後の沖縄で米軍が起こした墜落で最も大きい被害となった。