ステージ完成を祝いテープカットする高久会長(右)や平山町長(同4人目)ら関係者

 【那須】地元住民らで地域活性化に取り組む「黒田原まちづくり推進協議会」はこのほど、JR黒田原駅前通り沿いにある旧立正佼成会跡地にステージを設置した。同協議会が「黒田原の中心にあり、歴史的遺産もある」と同所を所有する町に提案し整備。早速ステージを活用し、毎週土曜に無料のコンサートを始めた。高久秀将(たかくひでまさ)会長(64)は「駅前ににぎわいをつくる第一歩にしたい」と話している。

 跡地は5年前に町が購入。敷地内には、炭の販売を行う商社が大正時代ごろに建設した木造2階の建物がある。建物について高久会長は「100年以上たっている歴史的遺産。コンサートに独自の世界をつくれる魅力がある」と評価する。

 ステージは木製で縦4メートル、横8メートル、高さ40センチ。この建物の前に設置した。町から材料費を提供してもらい、会員約10人がボランティアで5月下旬から作業を実施。2週間ほどで完成させた。

 コンサート開始日には、ステージ完成を祝い高久会長や平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長らがテープカットを行った。その後、地元の音楽愛好家ら4組が出演し、フルートの演奏などを披露した。

 「食と音楽を楽しめるイベントにしたい」と高久会長。今後は飲食物の出店数を増やし、マルシェのような形も検討するという。

 コンサートは9月まで午後6~8時ごろ開催。雨天中止。(問)同協議会事務所の高久組0287・72・0148。