昨年度5000超のコンテナを取り扱った佐野インランドポート

 【佐野】戸奈良町に市が設置した内陸型物流拠点「佐野インランドポート(IP)」の昨年度の貨物取扱量が、長さ約6メートルの20フィートコンテナ換算で5202個分(TEU)に上り、想定していた4094TEUを大幅に上回ったことが市への取材で分かった。二つの高速道路が交差する交通上のメリットに加えて効率化を徹底させ、本年度は8千TEU超を見込む。市の担当者は「安定した施設運営を継続し、地域振興に結び付けたい」としている。

 IPは、市が進める出流原パーキングエリア(PA)周辺総合物流開発整備の中核施設として2017年11月にオープン。京浜港を東北自動車道経由、茨城港を北関東道でそれぞれ約1時間半で結ぶ位置にある。また、今後開設予定の出流原PAスマートインターチェンジ(IC)を含めれば市内のICは4カ所となり、これらの利便性を追い風に港湾物流の拠点として機能させる。

 市総合政策部によると、昨年度取り扱った輸入コンテナは2983TEU、輸出コンテナは2219TEU。帰りの空コンテナを回避するため、輸出分の75%にあたる1684TEUは輸入コンテナの帰り便に積む「コンテナラウンドユース」を実施している。