5月10日に真岡市西郷の民家で発生した火災。芳賀地区では今年上半期に火災が多発している

 【真岡】今年に入り芳賀地区(真岡、益子、芳賀、茂木、市貝の1市4町)で発生した火災は19日現在で66件に上り、昨年1年間の63件を既に超えた。同地区広域行政事務組合消防本部のまとめで分かった。建物火災が31件とほぼ半数を占め、うち10件は屋外での枯れ草やごみの焼却に伴う飛び火が原因という。消防本部は火の取り扱いに関する注意喚起の広報活動を強化する一方、住宅用火災警報器の設置を呼び掛けている。

 消防本部によると、管内で発生した火災は2014~17年は年間70~80件台で推移し、18年は63件に減少した。ところが19年は1月から5月にかけて毎月10件以上発生し、同月末で63件と昨年1年間の発生件数に並んだ。今月も19日現在で3件発生し、既に18年の発生件数を超えている。

 5月15日には市貝町で3人が焼死する火災が起きた。火災による死者数も今月19日現在で18年と同数の3人、負傷者数は3人(18年は7人)となっている。

 今年の火災66件のうち、民家や納屋といった建物火災は31件。このうち10件は屋外での焼却に伴う飛び火が原因とされる。このほか空き地の枯れ草火災などが26件、林野火災7件、車両火災2件だった。