創業150年の漬物販売店「日野為(ため)商店」内に、2018年7月にオープンした。カフェには先代が残した明治期の帳簿などを展示している。代表の内田隆(うちだたかし)さん(55)は「コーヒーをお供に、古風な雰囲気を楽しんでもらいたい」と話す。

 13年12月に5代目の福田政弘(ふくだまさひろ)さんが亡くなり、遺品整理を進める中で見つかった昔の品物を生かしたいとカフェを始めた。店内も改装し、内田さんは「50年前くらいの光景に戻した」とコンセプトを話す。

 メニューは、コーヒーとクッキーやケーキなどを用意している。商店の6代目代表福田明久(ふくだあきひさ)さん(49)の妻で、メニューや店内のデザインを考えている暢子(のぶこ)さん(50)は「コーヒーだけでも楽しめるように、コクがあり飽きの来ないよう、豆にこだわっています」と一杯一杯、丁寧に豆をひく。誰でも気軽に立ち寄ってもらうため、一杯400円(税込み)とお手頃だ。

 昔ながらの雰囲気に懐かしさを感じ、毎日訪れるファンもいるという。内田さんは「地域の憩いの場になってほしい。このお店を使って今市を盛り上げて行きたい」と意欲を見せた。

 ◆メモ 日光市今市473。午前10時~午後5時、同6~10時。水曜定休。(問)0288・21・0014。